展覧会「200年をたがやす」|CULTIVATING SUCCESSIVE WISDOMS

職人による実演「”つくる”と”なおす”」秋田杉桶樽 編

展覧会、そしてトークイベントシリーズ「伝統工芸品をたがやす」で紹介してきた秋田の伝統的工芸品が実際につくられている様子、またその修理の仕方について知っていただくための実演・ワークショップシリーズを行います。

第三弾は秋田杉桶樽の職人による実演を行います。
製作・修理の過程をお見せしながら、桶と樽の違いって何? この道具はどうやって使うの? など様々な質問にお答えします。

(シリーズ予定)
川連漆器 編:7月18日(日)、25日(日)、31日(土)
大館曲げわっぱ 編:7月24日(土)、9月25日(土)
・秋田杉桶樽 編:8月7日(土) ※実演のみ
樺細工 編:9月23日(木・祝)

古来から暮らしに欠かすことの出来ない道具として人々に寄り添ってきた桶樽。 酒樽、味噌樽、漬物樽など、日本食を支える発酵文化になくてはならない存在でもありましたが、戦後、20世紀後半になると瓶や工業製品に置き換わっていき、存在感は急激に薄れていきます。
そんな時代や生活の変化という荒波を超え、秋田でいまも作り継がれる国指定伝統的工芸品「秋田杉桶樽」の職人による桶樽製作の実演を行います。

● 職人による実演  ※無料・申込不要

日時:2021年8月7日(土)10:00〜12:00/13:00〜15:30
会場:秋田市文化創造館 2階 スタジオA1
実演:佐々木勝美(能代製樽株式会社)
解説:畠 健男(能代製樽株式会社)

※自由にご覧いただけます

profile

能代製樽株式会社
取締役専務・畠 健男

全国の酒蔵へ祝い樽を納める東日本では数少ない製造所。また、手作業で麹をつくる際、酒蔵や味噌醬油醸造元、麹屋で用いられる麹蓋(製麹用の杉容器)の製造も行うはど、醸造・発酵との結びつきが強い。能代木材産業連合会監事。

○お問い合わせ:
 NPO法人アーツセンターあきた(秋田市文化創造館)
 018-893-5656/craft@200years-akita.jp

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