展覧会「200年をたがやす」|CULTIVATING SUCCESSIVE WISDOMS

オンライントーク「ユメのイエとユートピア」

(佐藤研吾「アキタノユメのイエ計画」関連イベント)

「アキタノユメのイエ計画」とは

展覧会「200年をたがやす」美術分野の出展作家 佐藤研吾(建築家)による新作プロジェクト「アキタノユメのイエ計画」。マタギ修行のために秋田・秋の宮へ移り住んだ佐藤の友人の生活を起点に、マタギの山を視る眼差しと手つきを学びながら、彼のあるかもしれない秋田のイエの計画構想します。
また現在、佐藤が属するプロジェクトチーム「野ざらし」メンバーと秋田の生活者が、自身が暮らす地域において「ユートピア」だと感じる場所をピンホールカメラで撮影中。会期末までに各自が制作したカメラと写真を展示に加える予定です。
誰かの暮らしの拠点となるユメのイエの構想から、現代を生きる人々のそれぞれのユートピアを探る試みへと発展させていきます。

オンライントーク「ユメのイエとユートピア」

日時|2021年9月18日(土)19:00~20:30
会場|Zoomウェビナーによるオンライン配信
(秋田市文化創造館 1F コミュニティスペースにて同時放映)
配信URL|https://us06web.zoom.us/j/83317355406
※18:50より配信画面にアクセス可能です。
※参加無料、予約不要

出演|佐藤研吾(「200年をたがやす」出展作家、建築家、「野ざらし」メンバー)
   中島晴矢(アーティスト、「野ざらし」メンバー)
   青木彬(インディペンデント・キュレーター、「野ざらし」メンバー)
聞き手|服部浩之(「200年をたがやす」全体監修、キュレーター)

本展覧会を監修する服部浩之が聞き手となり、出展作家である建築家の佐藤研吾そして「野ざらし」のメンバーであるアーティストの中島晴矢氏、インディペンデント・キュレーターの青木彬氏を交えて、プロジェクト「アキタノユメのイエ計画」や今後の展開についてお話しします。プロジェクトの構想を通して、都市と地方における暮らしの異なり、または新型ウイルス蔓延前後の生活の変化に対し、どのような眼差しと手つきで応答を試みたのか語ります。

【10月27日追記】収録内容を公開しました

Profile

佐藤研吾 / Kengo Sato
1989年神奈川県生まれ。建築家として、インド、福島、東京という複数の拠点を行き来しながら創作活動に取り組む。一般社団法人コロガロウ/ 佐藤研吾建築設計事務所主宰。インド・日本で開催する短期デザイン学校In-Field Studio/ 荒れ地のなかスタジオ代表。福島県大玉村で藍畑を世話する歓藍社に所属。

中島晴矢 / Haruya Nakajima
1989年神奈川県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、美学校修了。美学校「現代アートの勝手口」講師、ヒップホップユニット「Stag Beat」MC、プロジェクトチーム「野ざらし」クルー。現代美術、文筆、ラップなど、インディペンデントとして多様な場やヒトと関わりながら領域横断的な活動を展開。主な個展に「東京を鼻から吸って踊れ」(gallery αM/東京 2019-2020)、「バーリ・トゥード in ニュータウン」(TAV GALLERY/東京 2019)、連載に「オイル・オン・タウンスケープ」(論創社)など。

青木 彬 / Akira Aoki
1989年東京生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。社会的養護下にある子供たちとアーティストを繋ぐ「dear Me」企画・制作。まちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア! —生き方がかたちになったまち—」ディレクター。「KAC Curatorial Research Program vol.01『逡巡のための風景』」(2019, 京都芸術センター)ゲストキュレーターなど。

服部浩之 / Hiroyuki Hattori
1978年愛知県生まれ。愛知・秋田拠点。建築を学んだのちに、アートセンターなど様々な現場でアーティストらの創作活動に携わる。アジアの同時代の表現活動を研究し、多様な表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開。主な企画に、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(2019年)


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○お問い合わせ:
 NPO法人アーツセンターあきた(秋田市文化創造館)
 電話:018-893-5656(9:00〜21:00 毎週火曜日休館)
 メールアドレス:arts@200years-akita.jp