展覧会「200年をたがやす」|CULTIVATING SUCCESSIVE WISDOMS

パブリック・リニューアル・ラボ トークシリーズ 第2回「建築が残ることについて」

旧秋田県立美術館

「パブリック・リニューアル・ラボ 」とは

本展覧会の会場となっている秋田市文化創造館の2階の一角に、本展覧会の空間設計を担っている建築家・海法圭氏の発案により設置された「パブリック・リニューアル・ラボ by 海法設計リモート分室」。ラボはどのようなプロジェクトを行うのか、何をリニューアルしていくのか、リモート分室とは何なのか。このプロジェクトの一環として、海法氏と本展覧会を監修する服部浩之氏が、毎回ゲストを招き建築的な視点から「200年をたがやす」を考え語るトークシリーズを開催します。

「建築が残ることについて」

日時|2021年9月11日(土)15:30~17:00
参加方法|秋田市文化創造館2階 スタジオA1にて鑑賞/zoomウェビナーによるオンライン配信
定員|会場 20名 / オンライン 100名
申込|会場 〜9月10日まで/オンライン 不要・先着順
※参加無料
 
登壇者|石山友美(映画監督/秋田公立美術大学准教授)
    海法 圭(建築家/「200年をたがやす」空間設計)
    服部 浩之(キュレーター/「200年をたがやす」全体監修)

2021年3月にリニューアルオープンした秋田市文化創造館は、旧秋田県立美術館として建てられた建築物で、美術館としての役目を終えたあと、解体の話も浮上しておりましたが市民の声などにより建物の保存と活用計画が進められました。

そんな背景も捉えながら、菊竹清訓設計の「旧都城市民会館」解体に伴う記録映像の制作や、秋田県内の家庭に眠る8ミリフィルムを収集、保存するプロジェクト「秋田8ミリフィルム・アンソロジー」などに取り組まれている石山友美さんをお招きし、「建築が残ることと、そこに生じる公共性」をテーマにお話しします。

当日は、「旧都城市民会館」解体に伴う記録映像の上映会(15分)を会場にて行います。
(オンラインでは、会場の上映の様子をお届けします。)

「旧都城市民会館」解体前の内外観(都城市+日本建築学会製作記録映像より)

● 会場での参加
下記フォームまたは、電話・メールにてお申し込みください。
申込締切:9月10日まで

※8月11日に秋田県の新型コロナウイルス感染警戒レベルが4に引き上げられたことに伴い、当面の間、イベントへの参加は秋田市民に限定させていただきます。なお、展覧会へは制限を設けておりませんので、他の方と距離をとりながらご鑑賞ください。

【電話またはメールの申込方法】 
以下の情報を問い合わせ先までお知らせください。 
1. 代表者名(ふりがな)2. 参加者数 3. 電話番号 4.メールアドレス(お持ちの方) 5.お住まいの地域(秋田市内 または 秋田市外)
※メールの場合、件名に「9/11 「建築が残ることについて」参加希望」と記載してください。

 
● オンラインでの参加
配信URL|https://us06web.zoom.us/j/88114154976

Profile

石山 友美 / Tomomi Ishiyama

1979年生まれ。日本女子大学家政学部住居学科卒業。磯崎新アトリエ勤務を経て、フルブライト奨学生として渡米。カリフォルニア大学バークレイ校大学院、ニューヨーク市立大学大学院で建築、芸術論、社会理論を学ぶ。ニューヨーク市立大学大学院都市デザイン学研究科修士課程修了。在米中に映画制作に興味を持つようになる。監督作に『少女と夏の終わり』((第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門公式出品)、『だれも知らない建築のはなし』(2015年製作・第14回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展正式出品)

Profile

海法 圭 / Kei Kaihoh

1982年生まれ。人間の身の回りの環境と、人知を超えた環境や現象などとの接点をデザインすることをテーマに、壮大でヴィジョナリーな構想から住宅やプロダクトの設計まで、スケールを横断した幅広い提案を行う。代表作に「上越市雪中貯蔵施設ユキノハコ」「美術家の住まい」「箱根本箱」「ANTCICADA」など。第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展特別招待出展(2021年)。

海法圭建築設計事務所 web

Profile

服部 浩之 / Hiroyuki Hattori

キュレーター。1978年愛知県生まれ。愛知県・秋田県拠点。2006年早稲田大学大学院修了(建築学)。これまでアートセンターの学芸員、フリーランス、美術大学の教員と、異なる立場で多彩なアーティストや表現者の創作活動に関与する。また、アジアの同時代の表現活動を研究し、様々な表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開。主な企画に、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」(2019年)がある。

【ご参加にあたって、オンライン視聴環境のご確認】
本イベントのオンライン配信は、zoomウェビナーを利用します。
必要に応じ、事前にzoomアカウントの登録や、スマートフォンへアプリのインストールをお願いします。
zoom公式サイト(https://zoom.us/signup

<来場されるみなさまへのご協力のお願い>
・発熱等の風邪症状や息苦しさ、味覚・嗅覚の異常などを感じる場合は参加を控えてください。
・参加にあたっては、その他必要な感染防止対策に努めてください。

【駐車場について】
-文化創造館の駐車場はございませんので、誠に恐れ入りますが近隣の有料駐車場をご利用ください。

【新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止対策】
新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止のため、下記の対策を行なっています。
・来場の際にはマスク着用をお願いし、スタッフもマスクを着用します。
・会場にはアルコール消毒液を設置します。

○問い合わせ先
 NPO法人アーツセンターあきた(秋田市文化創造館)
 電話:018-893-5656(9:00~21:00/ 毎週火曜休館)
 メール:info@200years-akita.jp